皆さんは、お弁当を作ってもらったことはありますか?
今回は、母親が作ったお弁当に驚いた話と、読者の感想を紹介します。
イラスト:mmmiyo
週に2回のお弁当
主人公の両親は、同じ会社で働く共働き夫婦です。
週に2回はお弁当を作って持っていくので、高校生である主人公の分も一緒に作ってもらっていました。
育ち盛りだから本当は毎日作ってあげたいと言う母親。
主人公は「2人とも仕事忙しいから大丈夫だよ」と、気遣うのですが…。
栄養満点のお弁当に期待
出典:愛カツ
ある日、母親から「今日は栄養面のこと考えて作ったから」と自信満々にお弁当を渡されました。
母親が気合いを込めて作ってくれたお弁当がどんなものかと、期待を寄せる主人公。
そして昼休みになり、教室内では次々と各自持参したお弁当が広げられていきます。
友達の可愛いキャラ弁を横目に、主人公が自分のお弁当箱を開けると…。
お弁当の中身は海苔や黒豆、ひじきなど全面真っ黒だったのです。
醤油の香ばしいにおいが立ち込め、食べてみると味が濃すぎて主人公はむせてしまいました。
結局お弁当をすべて食べることはできず、気を利かせた友達が分けてくれたおかずを食べることに。
忙しいなか作ってくれた母親には言いませんでしたが、ずっとそのお弁当のことを不思議に思う主人公なのでした。
読者の感想
母親が気合いを入れて作ってくれた栄養満点のお弁当、なにを思ったか真っ黒なのは笑ってしまいました。
しかし、そんなお弁当に何も言わず母親の気持ちを大事にした主人公は優しい子だなと感じます。
(30代/女性)
主人公と母親の、お互いを気遣う素敵な関係に心があたたかくなりました。
気合いの入ったお弁当が真っ黒だったのは驚きでしたが、言わない優しさも大事だなと感じます。
(20代/女性)
※この記事はユーザーのエピソードをもとに作成しています。
※実際に募集した感想をもとに記事化しています。
(愛カツ編集部)