子持ちで共働き夫婦は今の時代、珍しくありませんよね。
けれど妊娠から出産までの期間、どうしても女性のほうが仕事のペースを変えたり、育休中は家にいるからと家事の負担が増えがちです。
今回は「愛カツ漫画」のなかから共働き夫婦の話を描いた漫画を紹介します。
朝はいつもバタバタ。
主人公の裕子さんは、中学受験を控えた娘の歩美ちゃんと夫の隆弘さんの3人家族。
子どもは大きくなったとは言え、朝はバタバタと慌ただしく支度します。
しかし以前からずっと家事育児は裕子さんの担当で、完全にワンオペ状態。
隆弘さんは素知らぬ顔です。
「これって本当に夫婦と呼べるの…?」
裕子さんがもやもやした気持ちで家事をこなすなか、事件は起こります。
突然の怒鳴り声。私がお気楽って…?
うたた寝のつもりが、疲れてつい家族が帰ってくるまで眠ってしまっていた裕子さん。
「いいなお気楽で!」
仕事が休みだったとはいえ、家族を見送った後は一日ずっと家事をこなしていた裕子さん。
汗水垂らして働いているのは裕子さんも同じですが、隆弘さんはそのへんが見えていません。
「離婚して」
夫婦生活に限界を感じた裕子さんは、そう切り出したのです。
共働きは仕事のことだけではない
病める時も、健やかなる時もなんて言葉がありますが、家事や育児に関しては夫婦のどちらかにだけ負担がいきがちだったりしますよね。
仕事をこなし、家事をこなし、おまけに育児も…
もう、無理…ってなっても、労られるわけでもなく怒鳴られたら「離婚」の二文字が飛び出すのも無理はありません。
せっかく夫婦になったのだから、色んなことを共有していきたいですよね。
仕事だけではなく、家事と育児も2人でこなして初めて「共働き夫婦」と呼べるようになるのかもしれません。
作画:なぁ
原案:愛カツ読者
編集:愛カツ編集部