「自己主張」は選択の余地を残す
相手に断る余地を与えている場合は、「自己主張」になります。
多少代替案を出すくらいならOKですが、断られると「じゃあこうなら?」と、なにがなんでも自分の主張を通そうとするのは「わがまま」。
たとえば、週末にデートをしようと持ちかけた場合。
いくらあなたのことが好きだったとしても、体調や気分によっては会いたくないときがあって当然ですよね。
彼に「ちょっと疲れてるから……」と断られたとします。
そんなときに、「じゃあ、家ならいいでしょ?」「ちょっと会うだけでもいいから!」と、彼が断れなくなるような追いつめ方はわがままです。
「家で会うのと、日を替えるのどっちがいい?」と選択肢を出すなどして、彼に選択の余地を与えてあげましょうね。
自己主張は「意見を述べること」
自己主張というのは、相手の言動に対して、「私はこう思う、こう考えている」と自分の意見を述べたり、提案したりすること。
だから自己主張は決して嫌われることではなく、むしろ魅力的に映ることも多いものなんですね。
一方わがままというのは相手をコントロールしようとすることなので、両者は似ているようでまったく異なるものなのです。
したがって、「相手を変えようとしない」という点をしっかり意識しておけば、わがままにならない自己主張を上手に使いこなせるはずですよ。
(矢島 みさえ/ライター)
(愛カツ編集部)