結局わかり合えない?男性が「女心」を理解してくれない2つの理由

男性は「支配」したい生き物

どんな草食系の男性でも、好きな女性については、「独り占めしたい」と望みます。

個人差はあっても、男性には必ず狩猟本能が備わっていますので、愛する人を自分だけのものにすることで満足するんですね。

そして、男性は恋愛において、彼女から慕われ、尊敬されることを求めます。

ほかの男性とは明らかに扱いが異なっていて、つねに特別視されたいと考えるでしょう。

自分の仕事や趣味を彼女に理解してもらい、「すごいね」「さすが!」と認めてもらえば満足するのです。

ただ、女性の恋心は、必ずしも尊敬心や憧れから始まるものではありません。

交際当初は彼氏を一目置く気持ちがあったとしても、一緒に過ごす時間が長くなるにつれて薄れていくはず。

また、彼氏が「彼女をつねに支配したい。自分に従ってほしい」と考えていると知れば、束縛されていると感じてしまうでしょう。

男性の気持ちを100パーセント理解することは、なかなか難しいといえます。

女性は「共有」したい生き物

女性は恋人に対して、つねに「共有したい」と考えます。

好きな人に自分のことはなんでも知ってもらいたいし、自分が好きなものを理解してほしいとも思います。

また、日常の些細な出来事を彼氏と共有することに喜びを覚える傾向も。

だからこそ、おしゃべりでは女性がしゃべりがちで、話題のほとんどが自分にまつわる内容になるんですね。

ただ、男性にとって「共有すること」の優先度は、それほど高くありません。

もちろん彼女と一緒にいて楽しい気分になったり、面白い経験をしたりすることに喜びを覚えます。

でも、恋愛における男性の最優先事項はそこにはないんですね。

だから、なんでも共有したがる女性の気持ちを、男性は100パーセント汲むことはできないのだといえます。

ときに煩わしさすら感じて、気持ちのすれ違いやケンカの原因となるのでしょう。