【漫画】マッチングアプリ初心者が「遊び目的」の男に引っかかった体験談【愛カツ漫画】

友達に勧められてアプリを始めました

私が彼氏と別れたことを知った友人から、マッチングアプリを勧められました。

マッチングアプリをダウンロードするのは初めてでしたが、慣れてくると楽しいものです。

「えっ、この人とかいいかも!年近いし……」

私が見つけた男性は、東京在住の23歳。

プロフィールには<趣味が合う人探してます>と書かれていました。

「かっこいいし、マッチングしちゃおうかな?」

いいねを送ると、早速彼からメッセージが届きました。

メッセージの内容は…

「あ、早速メッセージ来た……」

わくわくしながら開いてみると、内容はこんな感じ。

『K子ちゃん~よろしく!』

『てか、K子ちゃんってT女子大の子なんだ』

ん?急に馴れ馴れしい人だな?

私は少し不安に思いながらも、マッチングアプリ上でのメッセージはこれくらいフランクに送るものなんだろうと思い、あまり気に留めませんでした。

「とりあえず返信しよう…『そうですよ』っと」

ピロン!

「返信早ッ!ええと……」

『来週会わない?w』

なんと、いきなりデートのお誘い!

もちろん、すぐにOKしました。

「お願いします」

まさかこんなに早くデートが決まるなんて……!マッチングアプリってすごい!

デート当日…

「初めましてM人です」

かっこいい!!

待ち合わせ場所に現れた彼は、写真通りのイケメンでした。

「じゃあ行こうか」

「は、はい!」

出会った瞬間から、ずっとドキドキしっぱなし。

彼は、夜景が美しいレストランに連れて行ってくれました。

「えっ、すごーい!」

私とあまり年は変わらないはずなのに、彼からは大人っぽいオーラというか、余裕を感じます。

「今日は俺のおごりだから、好きなだけ食べてね」

こんな素敵なレストランの食事をおごってくれるなんて……大学生の私にとって初めての経験でした。

食事を終えて…

「あ~美味しかった」

「あんなに美味しいの初めて食べました~」

美味しい食事と綺麗な夜景、2人とも満腹です。

「おごっていただいてすみません」

「いいよ、それより……」

突然、彼が私の肩をグッと抱き寄せました。

「ご飯も食べたし、俺の家来る?」

「え?」

不気味な笑顔を浮かべながら私を見下す彼。

思わずさっと彼から離れました。

「さすがに家はちょっと…」

「いいじゃん!仲良くなりたいし…お互いのこと知りたくない?」

さっきまでの落ち着いた態度は消え、彼はグイグイ迫ってきます。

「ね?いいでしょ?」

再び私の肩を抱き寄せる彼。

彼に触れられた肩から、ゾッと悪寒を感じました。

「やめてください!」

衝動的に彼を突き飛ばしてしまい……。

彼の顔が、すごく怖い表情に変わりました。

「はあ?なにその態度」

怖すぎる……。

「お前みたいな女、少し優しくすればいけると思ったんだけどな」

彼は、完全に遊び目的でした。

マッチングアプリで本気で彼女を作る気はなかったんです。

「ったく、せっかく飯も連れて行ってやったのに、金返せよ」

私は思わず財布を開き、掴み取った札と小銭を彼に投げつけました。

マッチングアプリ、初めてのデートで遊び目的の男にひっかかるなんて最悪……。

なにも言い返せないまま、私はその場から走り去りました。

しばらくしてから立ち止まり、スマホを取り出しました。

「アプリで通報しよう……」

あんなにやばい人がいるなんて…。

あのデート以来、マッチングアプリで会う男性は慎重に選んでいます。

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